ドローダウンのデータ [投資一般]
システムトレードの運用データで、ドローダウンとは資金の目減りを表します。例えば、20%のドローダウンであれば、今までの資金残高のピークから資金が20%目減りした事を表します。
そして、最大ドローダウンは、ドローダウンのうち（わかっている範囲で）最大のものを表します。
ここで誤解してはいけないのが、最大ドローダウンの意味合いです。今後も、目減りが最大ドローダウンの範囲内に収まることを保証するものではありません。むしろ、最大ドローダウンは更新されると考えよ、というのが正しい捉え方です。
目減りが最大ドローダウンの範囲内に収まるという前提で、大きなポジションを取ったりするのはリスクが高いので、やらないようにしましょう。
同様な事は、ドローダウンの長さについても言えます。これまでの最長のドローダウンの期間内に回復するとは限らないので、これも注意を要します。
最大ドローダウンも最長ドローダウンも、自分が撤退する基準を事前に決めておけば、問題ないですね。
運用成績の評価スキル [投資一般]
システムトレードは、システムの開発段階から“運用成績”のデータがバッチリ出るのが特徴です。システムの開発者や運用者には、運用成績を正しく評価するスキルが求められます。
運用成績はいくつかの数値（データ）と資金の推移を表すグラフ（資産曲線）を見ることで、おおよそ評価することができます。主なデータとしては次のようなものがあります。
■ トレード数
■ 勝率
■ 利益関係のデータ（年利や獲得pipsなど）
■ ペイオフレシオ
■ プロフィット・ファクター
■ 最大ドローダウン
■ 最長ドローダウン（期間）
■ 最大連敗数
それぞれの意味を理解して、正しく読み解かなければなりません。トレード数が少ない場合には、データの誤差が相対的に大きくなります。例えば、トレード数が30回とかは少ないですね。少なくとも200回以上、できれば1,000回以上が望ましいです。
バイナリーオプションの勝ち方 [投資一般]
バイナリーオプションには「勝ち方」というものがあります。どうしても外せないであろうという条件があるわけです。その条件とは、
① 損益分岐点より十分に高い勝率をキープする。
② １取引の資金を十分に少なく抑える。
③ できるだけ取引の回数を増やす。
つまり、１回の利益は少なくして、取引の回数で稼ぐという考え方です。その理由は、バイナリーオプションの１取引においてはリスク以上に稼げないからです。
つまり、２万円のリスクを覚悟しても、２万円以上は稼げないのです。これは、ペイオフレシオが１未満であることから仕方ありません。
②に関して一般的には、１取引の資金は全資金の５％程度に抑えよ、と言われているようです。ただ、安全を見込むのであれば、もう少し低く抑えたほうがよいかもしれません。特に、勝率が60%そこそこの場合には。
スリーミニッツキャッシュのメリット [ブックメーカー投資]
ブックメーカー投資の教材「スリーミニッツキャッシュ」の大きなメリットは、購入者専用サイトの情報です。購入者自身が体験した問題や解決法などが、たくさん掲載されており、これは参考になります。
ブックメーカー投資は海外の英語サイトを利用して取引します。資金の入出金もネッテラーのような一般日本人に馴染みの薄いサービスを利用します。
そのため、口座開設の手続きなどにも、よくわからない事があったりします。
そういう様々な問題や不安事項に、スリーミニッツキャッシュの購入者専用サイトの情報が役にたちます。
「・・・のときには、＊＊＊すれば上手くいったよ」みたいな、貴重な体験情報がたくさん有るんですね。
ブックメーカー投資に向かない人 [ブックメーカー投資]
４ヶ月くらい前から、スリーミニッツキャッシュのノウハウを使ってブックメーカー投資をやっています。その結果、確かめられた事や、わかった事があります。
まず、ブックメーカー投資の理屈自体は正しいです。アービトラージが発生している状態でベット（両建て）すれば、ちゃんと利益が発生します。
ただ、自分の不慣れや不注意から、ミスを犯すことがあります。ベット内容を間違えたり、もたもたしている間にアービトラージが消滅してしまったり、・・・そういった事があるんですね。
もちろん、これは熟練するに従って無くなっていきます。
つまり、慣れるまでの間は「練習」と割り切って取り組む必要があるわけで、それができない人や性急な人はブックメーカー投資に向いていないと思います。
また、熟練した後も、こつこつ利益を積み上げるのがブックメーカー投資のスタイルとなります。一発で大儲け！みたいな事はできません。そういう甘い夢が好きな人もブックメーカー投資に向いていません。
逆に、ベット作業を「勝率100%の利益」を得るための仕事ととらえて作業できるなら、成功できる可能性はかなり高い投資ジャンルです。
「簡単に実践できる ＝ 簡単に勝てる」ではない [投資一般]
「簡単に実践できる」ということは、けっして「簡単に勝てる」という事ではありません。
たとえば、バイナリーオプションはルールがシンプルであり、しかも非常に小さな資金でも実践できます。つまり、「簡単に実践できる」金融商品なのです。
でも、「簡単に勝てる」わけではありません。
ただ、バイナリーオプションで勝つために必要な要素がFXや日経225先物などと比べて少ないということは言えます。この事は、真面目に取り組めば初心者でも上達が早いということです。
最近流行のバイナリーオプション [新しい投資種目]
バイナリーオプションは、いま人気上昇中の比較的新しい投資種目です。バイナリーというのは「二値」という意味。つまり、相場が上がるか下がるか、２つに１つを当てる種目なのです。
相場としては、為替関係のほかに個別株式、指数先物、商品相場などがあります。
バイナリーオプションで特徴的なのは、判定タイムが予め決まっている事です。その時刻になると勝ち/負けが自動的に決まります。つまり、自分で利益確定や損切りみたいなことをする必要がないのです。
トレーダーがすることはエントリーするだけ。しかも、上がるか/下がるかと、いくら賭けるかを指定するだけです。
この簡単さが受けて人気が出たんですね。また、100円という少額から賭けられる業者もあるため、小遣い稼ぎ感覚で始められるのも、人気の理由の１つでしょう。
バイナリーオプションは、投資未経験者が最初に取り組む種目として良いかもしれません。勝つために必要な条件がシンプルだからです。
無料EAの利用価値 [システムトレード]
無料EAが最も役立つのは、初心者～中級になりたての人たちではないかと思います。つまり、自動売買のスタイルを身につける過程にある人たちです。
１つの優れたEAさえあれば半永久的に稼ぎ続けられる・・・
それが多くのトレーダーの“夢”かもしれません。
しかし、そのような夢ばかりを追っていても結局そんなEAは見つからない可能性が極めて大です。それよりも、その時々に一定期間稼げるEAを利用することを考えた方がはるかに現実的です。
そのような前提で考えると、EAを乗り換えるスキルを身につけなければなりません。このスキルは実際にいろいろ経験してみないと上達しないでしょう。
初心者～中級のトレーダーが、EAを乗り換えるスキルを身につけるために高価なEAを一々購入するのは得策でしょうか？
どうしても、そうは思えないんですね。EAが２～３本程度ならまだしも、数十本ともなると非現実的です。
そういった状況を解決する方法が、ゲムトレードの無料EAの利用なのです。
当然のことながら、無料EAを利用するときには、常に次のEAに乗り換えることを想定しながら運用してください。
自動売買とポートフォリオ [システムトレード]
自動売買は再現性の高い投資スタイルです。
が、１つのロジックには好調・不調の波があります。
そこで一般に、多くのロジック（システム）をストックしておき、不調なロジックと好調なロジックを入れ替えたり、複数のロジックでポートフォリオを組んで運用します。
これにより、収益が悪化するブランクを無くして、運用成績を安定化させることが可能となります。
ここで問題となるのが、どうやって多くのロジックを確保するかです。
一般の個人投資家は自動売買システムを購入するケースが多いと思いますが、１本で数万円するシステムを10本とか20本購入するのは負担が大きいですし、リスクもあります。
そこで注目なのが、ゲムトレードみたいな無料サービスです。
ゲムトレードはFX自動売買のExpert Adviser（EA）を好きなだけ無料で使えるサービスです。ユーザ登録も無料なので、気軽に登録して、良さそうなEAが見つかったら利用すればよいのです。
こういった無料のシステムも有効活用しながら、運用成績をアップしていくのが賢いですね。
自動売買で勝つには [システムトレード]
システムトレードは厳密に決められたルールに従ってトレードを行うため、再現性が高いと言われています。特に、自動売買はコンピュータシステムがトレードを行うので感情の入る余地がなく、自動売買システムを稼動させている限り、非常に高い再現性を持っています。
というのは、一般論です。
自動売買システムもシステムの起動・停止は人間であるトレーダーが行います。その時々の感情に流されてルールに無い起動・停止を行えば、勝てるはずのシステムでも勝てなくなります。
また、そもそも、どうやって勝てる自動売買システムを見つける（or 構築する）かという問題もありますね。
自動売買で成功するには、システムの性能を分析評価する能力や、システムと現在の相場の適合性を判断する能力が求められます。
こういった能力は、確率論や統計的手法を少し学べば高めることができます。こういったスキルは、システムトレーダーを目指す人には“必修科目”ではないか、と思うんですね。
